目のつけどころ。なぜかチャンスが見つかる人の考え方。
「この状況はいつまで続くのかなあ」と嘆くのも一興。
問題を価値創造のチャンスに変えていくのもまた一興ですね。
目次
- ○ スーパーにて
- ○ よくそんなところに気づいた。。。
- ○ ピンチはチャンス
- ○ 「チャンスはある」という意識
- ・執筆者紹介
スーパーにて
コロナ禍でも気持ちと視点を変ええるだけで
おもしろいことはたくさんあるなあと感じます。
コロナ禍でも、飯は食います。
ということでつい先日も、
いつものように近所のスーパーにいきました。
スーパーに来る人はマスクをつけ、できる限り静かな様子で
食材や日用品を選び、かごに入れていきます。
わたしも普段通りに何気なく
レジに並んでいたところ、
レジ前のあるものがふと目に留まりました。
それがこの写真
「マスク着用時の気になるニオイに」
わたしは、それを見た瞬間、
「うわー、よくここに目を付けたなあ」
と感心してしまいました。
よくそんなところに気づいた。。。
たしかに、感じてたのです。
マスクはつけても、
たとえば昼食にニオイの強いものを食べたりすると
マスクにニオイが移ったり、こもったりするって。
もともと花粉症でマスクはよくつけていましたし、
「マスクってそんなもんでしょ」と
それくらいは当たり前だと思っていました・
でも目の付け所が違う人が世の中にはいるんですね。
「マスク着用時のニオイ」なんて、
ニッチで限定的なものですが、
言われてみれば気になってしょうがなくなる。
解決したくなるから不思議なものです。
結局買いはしませんでしたが(すみません…)、
感心したのでパチリと一枚撮ってみました。
感心したのは、
「よくそこに気づいた」という目のつけどころ、
そして、
「ああ、チャンスはどこにでもあるんだ」
という気づきに対してです。
ピンチはチャンス
コロナ禍は、多くの方にとってたしかに問題です。
気持ちが落ち込む方もいらっしゃるでしょう。
しかし目のつけどころを変えてみると、
この時期だからこそのチャンスもたくさんあるはずなのです。
ステイホームはわかりやすいオンライン需要を生み出しましたし、
出前や宅配業も一気にブレイクしました。
これらはわかりやすい変化ですが、
マスク着用時のニオイのように
小さくニッチな悩みや解決策の需要は探せば
山ほどありそうです。
わたしは提案を向上させるアドバイスもやっていますので、
宅配業向けに「指名される玄関コミュニケーション法」なんて
提案しても面白いかもしれません
とにもかくにもピンチはチャンスとは読んで字の如し。
問題が起こる状況には、
対として価値も生まれるのです。
「チャンスはある」という意識
ではどうして、
よい目のつけどころができて
チャンスをつかみるのか?
それはそういった人たちは、
そもそも「チャンスはある」と
思っているからなんですね。
問題が発生しているということは、
かならずその解決策も存在している。
そういう前提や気持ちでいるため、
問題に落ち込むことはなく、
問題だからこそチャンスを探す材料が
増えたと喜んだりもします。
「ある」を確信していれば、
探す意欲もわいてきますよね。
世の中は、さまざまなチャンスの塊である。
そんな目で見てみると、
ニュースを見ると解決策を考えたくなりますし、
ちょっとした不満もアイデアの材料になりますし、
スーパーにいっても発見ばかりでおもしろい。
どんな状況でも前向きに楽しめることができるって
精神衛生上もとてもいいなあと思うのですが
いかがでしょうか?
というわけで、
さあ、今日もちょっとスーパーに行ってきますか。
P.S
これからもブログをお届けしますので
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こちらも役に立ちます(「一言で社員のやる気を変えられるリーダーの言葉術とその秘訣とは」)
執筆者紹介
オフィスオントロジー
代表 友成治由
人と組織の可能性と創造性を引き出すメンター
人と会社を伸ばすメンタリングの専門家
10年超にわたる起業家育成や変革人財育成経験から得た実践知と、意欲心理学によるメンターメンタリングで人が本来持っている意欲、可能性、価値を引き出す。
主体性/リーダーシップ開発、メンター育成、メンター制度構築、チーム活性化などを支援。
哲学存在論専攻。
宮崎県出身。今もなまりはとれない。
経営メディア『経営プロ』にて執筆コラム掲載。
コラム「メンタリングで人や組織の可能性を引き出す」など
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