ヒントになる!研修アンケートで見る社員幸福度向上法
社内を活性化したり、社員の元気ややる気を取り戻したりするときヒントになります。
わたしも今後の研修で、この「求めていること」をより叶えられるよう伝えていきたいと思いました。
目次
現代の社員が求めていることは?
興味深い事実があります。
コミュニケーションに関する研修をおこなったとき、
アンケートの感想欄に、
よく書かれていることがあるのです。
コミュニケーションがテーマですから、
もちろん他者といい関係を気づくためにやっていますし、
他者に対してどうふるまうかという学びも行います。
それは、企業としては、
売上向上や信頼関係の構築のために
開催しています。
たしかにそこに結果はあるのですが、
本当に求めているものが、
実はほかにある、という気づきです。
どういうことか。
つまり、
アンケートによく書かれている一例は、「深呼吸」。
目をつむって、
ゆっくり深い呼吸をおこなうことによって、
感情や思考をクリアにし、
脳波を整えていきます。
瞑想からの応用で、
より企業内や日常でも
つかいやすいようにアレンジされています。
そういった「深呼吸」が印象に残り、
いますぐしたい、やっていきたい、
という感想がよくあるのです。
そういったことは、
特別な人たちだけではなく、
あらゆる地域の普通の方々にあります。
たしかに会社で、生活で
働いているならば、
売上や信頼関係の構築が必要です。
そのために様々な学びをしていますし、
日々奮闘しています。
そんな中、では、それらの学びや
奮闘にとって一番大切なことは何か?
実は、多くの人が求めていることは何か?
それは、
「自分自身を整えること」
だったのです。
いいかえれば、
仕事や生活上で起こる様々な問題、目標など、
それらに対処していくためには、
なによりも自分自身が整っていき、
動じなかったり、いつでもクリアであったり、
そういったことが自分自身にとって
大切なことだと多くの方が気づいている。
そう思わされたのです。
いつも自然体でいたい
たとえば
わたしたちが動揺するときとは、
自分自身の中に準備ができていないときです。
そんなときは、
感情も高ぶり、あせりがうまれ、
周りにもイライラしてしまいながら、
短兵急な解決策に右往左往しがちです。
しかし想定外のことでも、
「想定外が来ても大丈夫」
とはじめて決めて、構えていれば、
なにがおこっても揺らぐことはありません。
自然体で、前向きで、
長期的にも有効な解決法を探す自分になれます。
起こる問題は同じです。
でも自分自身の状態が違うだけで、
まったく結果は変わってくるのです。
自分自身を整えるのは、
もっとも大切な在り方です。
同時に、この変化の激しい時代においては、
生きていくための必須スキルにもなってきました。
どんなときにでも、
自分で自分を整えることができる。
それは大きな財産なのです。
瞑想や呼吸法というと、
まだ世間的には神秘的なイメージもありますが、
抵抗のある人もいるのかもしれませんが、
実は多くの方が興味をもっていました。
できるところからでいいと思います。
ナチュラルで、
スッとはいっていけるようなやり方を見つけて、
ほんの1分でも2分でもいい、
自分自身を整えて一日をはじめるのはいい気持ちです。
まとめ~自然体だと力が発揮でき業績も上がる
売上や信頼関係の構築も、
自分自身が整って、
すなおな力が発揮できれば、
そのままついていきます。
本来それだけの力をみな持っているのですから。
わたしたちは、
本来大切なことに気づける力がすでにあります。
それをすなおに、
自然に引き出していくだけです。
P.S
すなおな力を発揮するトピックを
これからもブログでお届けしますので
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「すなおな力の発揮」は
オフィスオントロジーがこだわっているところでもあります。
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こちらも役に立ちます(「一言で社員のやる気を変えられるリーダーの言葉術とその秘訣とは」)
執筆者紹介
オフィスオントロジー
代表 友成治由
人と組織の可能性と創造性を引き出すメンター
人と会社を伸ばすメンタリングの専門家
10年超にわたる起業家育成や変革人財育成経験から得た実践知と、意欲心理学によるメンターメンタリングで人が本来持っている意欲、可能性、価値を引き出す。
主体性/リーダーシップ開発、メンター育成、メンター制度構築、チーム活性化などを支援。
哲学存在論専攻。
宮崎県出身。今もなまりはとれない。
経営メディア『経営プロ』にて執筆コラム掲載。
コラム「メンタリングで人や組織の可能性を引き出す」など
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