新春!なぜか運がいい人がやっていること
今年の元旦はオフィスのある千葉からも富士山が見えました。
非常に、めでたい。
ということで、仕事はじめからあなたも社員たちもどんどん発展していきますよう、「開運」する方法をお伝えしますね。
といって、縁起物、ではありません。
やっぱりこんな人たちに運は押し寄せてくるなあと、いうものです。
クライアントや成功されている人たちと接して、そして、わたし自身も実感として感じることです。
もしひとつくらい参考になってくれたらうれしいです。
大開運の年になるかも?!
目次
- ○ 運がいい人の特徴
- ○ 運がいい人がやっていること
- ○ 一年の計は春(元旦)にあり
- ・執筆者紹介
運がいい人の特徴
世の中には、なぜか運が寄ってくる人がいますよね。
わたしは、歴史ある企業様だけでなく、起業家といった「夢」をこれから実現していこうとういう方々の支援もずっとしてきました。
もちろん商品やサービスがいいからというのは大前提として、いやいや、それだけじゃ説明のつかない不思議なことも実際あるものです。
出会いたいと思っていた人に、たまたま出会ってそこからビジネスが生まれた。
何年か越しに、「実はあなたの会いたいと思っていた」とキーマンに出会う
とんと反応なかった紹介、発信が、急に倍々ゲームで伸びてくる。
などなど。
「ああ、この人だから、起こるのだなあ」
と思わされてしまいます。
もちろん「いやいや、そうじゃないよ。継続的な発信で認知が高まったんだろう云々」という理屈で説明することもできます。
それも100%認めるとしつつも、100%を超えるところで、やっぱりこの人の発信だから人もお金も寄ってくるよなあと思わされます。
そういう人は、まずもって、エネルギー値が高い。
必ずしもアドレナリン型の興奮性の明るさではありません。
静かな情熱を持っている人も同じくエネルギー値が高い。
エネルギー値というのは、その人から発せられている確かな自信とか、想いとか、熱意のオーラみたいなものですね。
要は根拠なく、「わたし(や、わたしの製品・サービス)は、いい!」と信じている人たちのことです。
成功しているから、そう信じているわけではありません。
成功する前から、すでにそう信じている。
だから、成功している。
そういう人たちに接すると、実感として思うことができます。
あえて理屈をつけるとすれば、エネルギー値の高い人は魅力的ですよね。
周りの人もその人の元にいたくなるのですね。またその発信することはどうしても興味をもってしまいますし、応援もしたくなる。だから、人もお金も集まります。
で、そういう人たちは、意外なほどに人に求めません。
人がどうするかではなく、自分がどう元気であるか、自分をどう信じるかで生きています。
だから時に他人から嫌な目や、裏切りにあったとしても、不思議なほどにその相手のせいにしないのですね。
というか、相手にひきずられたくない、相手のせいにして嫌な気持ちになっている自分が嫌だ、という感じです。
だから、さらに自分のエネルギー値が高くなって、魅力が増すという感じでしょうか。
やっぱり、他人への愚痴ばかり言ったり、いつまでも文句ばかり言っているのって、外から見ても気持ちよくないですから、それをやっていたら運も逃げていくというものわかります。
運がいい人がやっていること
運がいいひと、というのは、自分で自分(の気持ち)を良くしている人、と言えるでしょう。
そう考えると、たとえば仕事始めの目標の立て方や発破のかけ方も変わります。
「昨年は、○○ができなかったから、今年は●●を達成しよう」
なんて、いきなり気分が悪くなるのもいいところ。
いきなり自分たちへのダメ出しから始めるなんて、仕事はじめから運を逃がしているようなものです。
運のいい人はこうです。
「昨年は、昨年。今年はやっぱり●●を達成したい、だから達成しよう!」
これですね。
「○○」ができなかった事実は変わりませんが、その捉え方はまるで違います。
前者は、過去のできなかった失敗に引きずられて、嫌な気持ちからスタートする目標宣言です。
しかし後者は、そもそも熱意を感じる「●●」にだけ目を向ける目標宣言です。
だから、できなかった「○○」は「●●」への前向きの成長の糧でしかありません。
要は、事実はなんでもいいのですが、
「自分で自分(の気持ち)を良くしている」
のですね。
エジソンは、9999回失敗したらしいですが、彼はそうとらえず「いや、9999回やらなくていいことがわかっただけだ。成功確率が高まった」と言っていたそうです。
確かに、9999回も嫌な失敗気分に引きずられてたら、何にも進まないですよね。
では、そんな
「自分で自分(の気持ち)を良くする」
には、どうすればいいのでしょうか?
人間、どうしても毎日浮き沈みがあります。そんなときは気分も落ち込みます。
もっとも効果があるのは、もう言い古されているかもしれませんが、何度も噛みしめたいのであえて述べますね。
「情熱のわく夢、目的・目標をもつ」
です。
ビジョンでも、使命でもいいです。
とくに大きなものなくても、身近なものでも構いません。
要は、それに情熱を感じられるかどうかのほうが重要です。
一生モノでなくても構いません。
今日だけのものでもいいのです。
今日は、このお客様へのこの仕事は最高のものに仕上げよう! など。
それをもし毎日続けたとしたら、こんなに魅力的な人はなかなかいませんし、運が寄ってこないわけがありません。
一年の計は春(元旦)にあり
わたしの地元には、江戸時代の最高学府である昌平黌で教授を務めた安井息軒先生の生家があります。
非常に貧しい家の出で、苦心しながら学問を重ねて道を歩まれたことは郷土の誇りで、道徳の時間もかならず習います。
安井息軒先生はこう教えてくれました。
「三計の教え」
と言います。
-----------------------------
一日の計は朝にあり
一年の計は春(元旦)にあり
一生の計は少壮のときにあり
-----------------------------
毎朝、今日の一日の情熱の源を確認する。
それだけで驚くほど自分の気持ちも良くなり上がります。
あ、しつこいようですが、スケジュールの確認じゃないですよ。
情熱の源の確認です。
「これをやったら、気分が上がるなあ」
「これは今日ぜひやりたいなあ」
「うーん、気持ちが上がる!」
そんなことです。
わたしだったら、
将来の夢を確認しながら、
そのときの未来の光景を想像してワクワクして、
手元にある元気になれる本たちから適当に選んで数ページ読む、
みたいな感じです。
たかだか10分程度ですが、効果はすばらしい。
あなたはあなたらしく、
あなたの会社はあなたの会社らしく、
「自分で自分の気分を良くする」
ぜひやってみてくださいね。
-----------------------------
一日の計は朝にあり
一年の計は春(元旦)にあり
一生の計は少壮のときにあり
-----------------------------
少壮のとき・・・は、それはそれ。
過ぎたこと。
一日の計は朝にあり
一年の計は春(元旦)にあり
で、
運をよくしながら、
なによりも、
毎日が充実する一年をつくってまいりましょう!
・・・
最後に。
ほんとは、これ。
運が良くても悪くても関係なく、
毎日が充実できる自分を自分で作っていける。
そんな自分、会社になれるのがもっとも運がいい。
そう思いませんか?
こちらも役に立ちます(「一言で社員のやる気を変えられるリーダーの言葉術とその秘訣とは」)
執筆者紹介
オフィスオントロジー
代表 友成治由
人と組織の可能性と創造性を引き出すメンター
人と会社を伸ばすメンタリングの専門家
10年超にわたる起業家育成や変革人財育成経験から得た実践知と、意欲心理学によるメンターメンタリングで人が本来持っている意欲、可能性、価値を引き出す。
主体性/リーダーシップ開発、メンター育成、メンター制度構築、チーム活性化などを支援。
哲学存在論専攻。
宮崎県出身。今もなまりはとれない。
経営メディア『経営プロ』にて執筆コラム掲載。
コラム「メンタリングで人や組織の可能性を引き出す」など
シェアする