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日常・つぶやき

2024年が全く新しい清冽な一年になる言葉

令和六年、2024年。

新年明けましてございます。

 

さあどんな一年にしましょうか。

ワタシ、この記事は、書き溜めていたものではありません。

まさに令和六年の元旦の早朝に書いております。

 

今日の言葉はわたしもとても大好きな言葉のひとつ。

この言葉を目にするたび、耳にするたびに清冽な風が体を吹き抜けるような気持ちがします。

 

まさに新年のための言葉。

わたしもこの言葉を口に出しながら、新しい年にまた新しい気持ちで臨もうと心を新たにしております。

 

あなたもぜひ口に出してみてください。

全く新しい、素晴らしい一日、素晴らしい一年になることは間違いありません。

目次

はじまる日のための、はじまりの言葉

その新年ための、いや、日々はじまるときのための言葉。
それが

「苟日新 日日新 又日新」

中国古典の「四書五経」の「礼記」という書物の中の「大学篇」に書かれている言葉です。

読み下し文の方が、わたしたちにはしっくりきます。

「まことに(苟に)日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり」

このリズム。トントントンと躍るようですよね。
とくに漢文がわからなくても、口に出すだけで、この文を目にするだけで意味も伝わってきますよね。

まことに、毎日毎日が、新しいのです。

心を洗う

この言葉の元は、古代中国の王、湯王(とうおう)の言葉だと伝わっています。

今から1700年ほど前、当時「商(殷)」という国の実在した王様です。
古代中国の聖王のひとりに数えられています。

この言葉は、湯王が顔を洗う桶に刻まれていた言葉でした。

毎朝顔を洗うたびに、この「日に新たなり」を目にしながら、昨日までの未熟さや後悔も、また成功体験ともに洗い流し、また新しい気持ちで国のため民のために政務に取り組んでいたのでしょう。

毎日心を洗い、心を新しくしていたのですね。

2023年はどんな年でしたでしょうか?
びっくりするほど順調だった方もいれば、もしかして今年も続く問題を抱えられている方もいるかもしれません。

でも、過去(2023年はもう過去なのです!)にどんなことがあろうと、もうこの一年、この一日は新しい日なのです。

成功体験も失敗体験も、大切な体験として積み重ねつつも、その記憶に引きずられていては何も進みません。

わたしたちはいつでも、新しく始められますし、死に向かって進む人生の中、新しく始めていくことしかできないのです。

一瞬一瞬

わたしたちは、ともすると「時」がのんべんだらりと繰り返していると思いがちです。

でも、ふと考えてみると、昨日は二度と来ませんし、今日も二度と来ません。

まことに、この一日はこれまでに存在したことのないまったく新しい一日であり、また今後二度と存在しない唯一無二の一日なのです。

わたしたちは、そんな唯一無二の全く新しい日を生きているのですね。

この2024年も、人生で二度とない一年。

さあ、どんな年にしましょうか。

泣いても良し、笑っても良し。
それがこの世に生きている証拠!

あなたの一日一日、一瞬一瞬が宝物のような一年になりますこと。
心より祈念申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

P.S.


今日の初日の出の一瞬!
冴えわたる蒼い空には月が浮かぶ中、光が差した瞬間に、遠くのまだ暗い街のビルが反射によって、まぶしくなるほどに一斉に光り、その奥には大きな大きな富士山がピンク色に姿を現しました。

幻想的過ぎて、感動で、元旦のお酒をちょいと飲む前に、この記事を届けたいとおもった次第です。

執筆者紹介

オフィスオントロジー
代表 友成治由

本来持っている本来的意欲を引き出すことで、ひとりひとりや組織・チームの可能性・創造性の発揮を支援。

「夢」を支援するドリーム・メンターとも呼ばれる。

意識変革人財育成、リーダーシップ、営業/チーム成果作り等を研修やコンサルティングで支援。



ベンチャー企業(後、上場)に入社後、コンサルティング営業として活躍。その後おオフィスオントロジー設立。哲学存在論と意欲心理学に基づくメンタリング。
人の本来心理、在り方を大切にする。

オントロジーとは「在る」の意味。


宮崎県出身。今もなまりはとれない。


経営メディア『経営プロ』にて執筆コラム掲載。
コラム「メンタリングで人や組織の可能性を引き出す」など

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